いつまでもタロットが読めない人にありがちなこと
タロット占いを始めてから、けっこう日が経つけど、なかなかカードが読めない、いつまでもカードの意味をネット検索してしまったり、解説本を調べてしまう、そして調べてもなかなかしっくりくる答えがない…ということがあります。(私も最初はそうでした)
この記事では、いつまでもカードの意味を自分で読めず調べてしまう、カードの意味をいろいろ調べても、自分の占いにしっくりくる答えが見つからない、という人が案外やりがちなことと、その解決方法について書いています。
いつまでもタロットを読めない人が、案外気付かずにやっていること
占ったら、すぐにカードの意味を検索する
占ったらすぐ、ネットや本でカードの意味をいろいろな情報源から調べてしまうと、上達しにくいです。
なぜなら、それぞれの情報源でカードの解釈が違いますので、どれが自分の占いの結果にピッタリ当てはまる内容なのか、余計に混乱してわかりにくくなってしまいます。
いろいろと時間をかけて調べてみても、結局ピンとくる答えにたどり着けず、最終的には面倒になったり、疲れてしまったりして「まぁ、いいか…」となってしまうことがあります。
占ったらまずは自分で、出たカードは何が言いたいのか考えてみることが大事です。
タロットカードを手にしたばかりで、まだキーワードも何もわからない、という場合はカードのキーワードや、大まかな意味を調べることが必要ですが、それをいつまでも続けていては、なかなか上達はできません。
カードのキーワードや、大まかな意味が大体わかるようになったら、なるべく占ったらまず、出たカードの絵柄をよく見て、何が言いたいのか自分で考え、大体こういう内容かな?ととらえてから、答え合わせのような感覚でネットや本などで調べるようにしてみましょう。
動画などで人の占いの解説を延々と見続ける
YouTubeなどの動画で、人の占い方法や解説を次々に見続けて、「そうなのか~なるほど~」で終わってしまうと、なかなか上達しにくいです。
人の占い方法を見るのは勉強になるので良いことなのですが、見終わった後には実際に自分で練習をしてみることで、また新しく疑問に思うことや、理解したいことなどが出てきますし、それらをひとつひとつ解決していくことで上達していきます。
ですので、早く上達したい場合は、とにかく実践してみることが大事です。
タロットを読めるようになるうえで大事なこと
とにかく実践
早く上達するには、とにかくカードに触れる時間を増やすこと。
なるべく毎日占って、1日の終わりに、その日にどんなことがあったのか、その時々の自分の気持ちと出たカードを照らし合わせてみること。
全く当たっていないと思う時があっても、しつこく続けていると、そのうちにピンとくるようになっていきます。
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自分の感覚を信じる
「自分の感覚を信じる」これが1番大事なことです。
出たカードの絵柄を眺め、パッと頭に何か浮かんだら、疑わず、それを信じること。
それがそのカードの、あなたなりの解釈に繋がります。
何か浮かんだ時、それをタロットの解説本に書き込みしたり、ノートなどにメモをとったりしておき、次回に占った時にメモをしたカードと同じカードが出たら再度、見直すようにします。
それを何度か続けていくと、あなただけの解釈ができるようになります。
いろいろな人のタロット本を読む
タロットの解説本は、多くの人が書いていますし、ネット上にもたくさんの解釈方法や情報が溢れています。
多くの人の解釈に触れると、人によって、いろいろな視点からカードを見て解釈していますので、新しい発見があったり、解釈の幅が広がります。
それぞれの人が書いている意味をそのまま覚えるのではなく、カード1枚1枚の絵柄に、どんなことが描かれていて、何故それが描かれているのか、ということをよく読むと、カードへの理解が深まるでしょう。
↓個人的には鏡リュウジさんの本が好みです^^
脱・初心者向けの本
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タロットカード 恋人の意味・解釈のしかた
タロットカードで、解釈が難しいカードのひとつに、「恋人」があげられます。
「恋人」というタイトルだけ聞くと、このカードが出たら「恋人同士になれそう」とか、「恋愛がうまくいく」というイメージが湧きますが、カードの絵柄をよく見てみると、不思議に思う点がいくつか見つかり、単純に「恋人になれそう」という解釈ではない、ということがわかってきます。
この記事では、「6恋人」の解釈のしかたについて書いています。
恋人の基本的なキーワード
ウェイト版タロット「恋人」
「恋人」の基本的なキーワードとして、愛・選択・統合・調和・コミュニケーションなどがあげられます。
このカードに描かれているのは、聖書に書かれているエデンの園で、男女はまさにアダムとイブです。
アダムの後ろにあるのは生命の木で、永遠の命を表します。
イブの後ろにあるのは知恵の木で、有限の命を表し、邪悪なヘビが巻き付いて、イブを誘惑しようとしています。
男女の上には大天使ラファエルが2人を祝福しています。
アダムはイブを見て、イブは上にいる大天使を見ています。
このカードは一見、幸せそうな男女と天使がいて、まさに「ラブラブの恋人同士だわ!」という感じですが、邪悪なヘビが描かれていることや、男女がお互いに見つめあっていないことなど、細かいところをよくよく見てみると、確かに幸せそうではあるけれど、現代の私達が思うような「恋人」の雰囲気とはちょっと違うような?感じがしてきます。
聖書にあるアダムとイブの物語を調べてみると、このカードへの理解が深まりますので、気になるようでしたら検索して読んでみると良いでしょう。
ところで、カードのキーワードの中に「選択」という言葉がありますが、それを聞いた時に、「このカードのどこらへんが選択なの?」という疑問がわいてきます。
選択というキーワードはどこから?
「恋人」のカードで「選択」というキーワードが生まれたのは、マルセイユ版タロットカードの「恋人」の絵柄からきているようです。
マルセイユ版の恋人には何が描かれているかと言うと、上にクピド(キューピッド)が弓を持って構え、下には1人の男性と2人の女性が描かれています。
中央に立つ男性が、2人の女性のうち、どちらかを選ぶ場面だ、と言われていて、そこから「選択」というキーワードが生まれたようです。
ですが、実はこのイラストの説明は全く残されておらず、明確な内容はわかっていません。
左側に立っている少し地味な雰囲気の女性は、実は男性の母親で、男性と婚約者の女性を祝福している場面だ、という説もあります。
また、ウェイト版タロットの絵柄にも、何気なく「選択」の要素があります。
アダムとイブの物語を読めばわかりますが、後にアダムとイブは邪悪なヘビの誘惑に負け、食べてはいけないと言われている知恵の木の実を食べ、エデンの園を追放されてしまいます。
知恵の木の実を食べなければ、エデンの園で永遠に幸せに暮らす事が出来たはずなのに、うっかり食べてしまいました。
2人は人生における重要な選択を間違ってしまった、というわけです。
「恋人」をどう解釈するか
ウェイト版タロットの「恋人」の場合は、「人生において重要な関係・選択・コミュニケーション」を表すということ。
「重要な」というのは、あなたの運命や、宿命に関わる、ということです。
天使が2人を祝福していますので、天使=目に見えない存在=魂や高次の自分(ハイヤーセルフ)、守護霊などととらえることができ、「その選択は、あなたの魂が望んでいることだよ」ととらえることができます。
「魂が」というのは、自我にふりまわされていない、心の底(潜在意識)から、ということです。
そして、恋愛や人間関係だけに限らず、仕事や趣味、行動など、いろんな場面においてです。
正位置なら、あなたの人生における重要な選択の中で、良い選択をした、と言えますし、逆位置なら、本当にそれが自分の望んでいる事なのか、もう少し考え直してみる必要がある、と解釈できます。
ソード5の解釈の仕方・とらえかた
タロット占いをしていると、どう解釈すれば良いのかよくわからない、解釈しにくいカードが出てきます。
本などの解説を見て、「この解説の内容はわかるけれど、実際に占って出てくると、よくわからない」というカードです。
タロットカードは全部で78枚もあり、その中でよくわからないカードがあっても当たり前なので、わからなくても自信をなくす必要はありませんが、何かスッキリせずモヤモヤしてしまいます。
読みにくいカード、解釈が難しいカードはいくつかありますが、その中でも、特によくわからない…というカードの中に、「ソードの5」があげられます。
この記事では、解釈しにくいカード「ソード5」の解釈の仕方、とらえ方について書いています。
ソード5の一般的なキーワード
「ソードの5」の一般的なキーワードとして、混乱、困難、後味の悪い勝利、などがあげられます。
タロットカードはキーワードが大事ですが、このカードのキーワードを聞いたとしても、ぶっちゃけピンときません。
混乱、困難、と聞いても大ざっぱすぎて「( ゚Д゚)ハァ?」となります。
また、「後味の悪い勝利」と聞いても、聞きなれない言葉のため、「え?何ソレ?」となります。
タロットカードの絵を描いたパメラ・コールマン・スミスは、「名誉を傷つける破壊」などの指示をウェイトから受けて、この絵を描いたようです
ソード5の一般的な解釈
「ソードの5」にはどのような光景が描かれているかと言うと、手前の剣を持った人物が戦いに勝利し、奥に立っている2人の人物を追い払い、ニヤリとした笑みを浮かべています。
空の雲はギザギザな形になり、荒立っているようです。
左側の上着を肩にかけた人物は「やってられないわ~」というような感じがしますし、1番奥の人物は泣いているように見えます。
手前の人物が、何か汚い手段を使ったのかはわかりませんが、どうやら正々堂々とした勝負ではなかった事が絵柄から読み取れます。
質問者を手前に描かれている人物と見るのか、奥に描かれている人物と見るのか、それによって解釈が大きく変わりますが、このカードの一般的な解釈として、質問者が勝者、敗者、どちらの立場であったとしても、互いの力のつり合いがとれていない、不均衡な戦いの可能性、ということになります。
実際にどう解釈するか
不均衡な戦いの可能性、という事はわかるけれど、このカードが出た時、実際にそういう関係性の人が周囲にいる、という場合は、わかりやすいのですが、全くそういう人物に心当たりが無いのに、このカードが出た時、どう考えたら良いのか?ということが、解釈の方法がよくわからない原因となります。
もちろん、心当たりが無いだけで、実はそういう人がいた…という事も考えられますが、状況だけではなく、質問者の気持ちの中の可能性についても考えてみます。
例えば、「今よりも、もっと魅力的な人になるには?」という質問の答えが「ソード5」だった場合、一見、質問と何の関係もないカードが出たかのように思えます。
ですが何故、質問者がその質問をしたのか?と考えてみます。
もしかしたら質問者の気持ちの中に、「すでに恋人がいる人と、何としてでも付き合いたい」とか、「もっと魅力的になって、周囲の人を見下してやりたい」とか、純粋とは言えない、ちょっとドロドロした気持ちが隠れているのかもしれません。
また、「この仕事が成功する?」という質問の答えとしてこのカードが出た場合も同じように、「自分には実力がないけど、成功するためならズルいことでもやってやる」などのドロドロとした気持ちを持っている可能性があります。
または逆に、「成功する自信が全くないけど、上司に無理矢理押し付けられてしまったので仕方なくやるしかない」みたいな気持ちを持っている可能性もあります。
タロットは人の気持ちを見ることが得意ですので、本人は意識していなくても、奥深くにあるその人の本質を出してきます。
それを見たうえで、どう判断するのかは難しいところですが、質問者の話をよく聞いたり、アドバイスカードや他に出たカードを見て判断するしかありません。
ただ、人生や人の気持ちは流動的なものなので、1度の占いで神経質に考える必要もないのかもしれませんね。
タロットスプレッドを自分で作る
タロットの本ではいろいろなスプレッド(展開方法)が載っています。
占いをする時に、どのスプレッドにしたら良いのか迷う事がありますが、既存のスプレッドを使わなければいけない、ということはありません。
自分がわかりやすいようにスプレッドを作ることもできます。
この記事では、タロット占いのスプレッドを自分で作る方法について書いています。
既存スプレッドで代表的なもの
既存のスプレッドには色々な種類があり、代表的なもので、ケルト十字スプレッドやヘキサグラムスプレッド、2者択一などがあります。
実は1枚だけカードを出す「ワンオラクル」もタロットのスプレッドのひとつです。
もちろん2枚カードを使う「ツーオラクル」、3枚使う「スリーカード」も立派なスプレッドなのです。
ケルト十字スプレッドとは?
昔からよく使われる「ケルト十字スプレッド」は、どんな占いにも万能に対応できるとして現在も多くの人に使われています。
ケルト十字スプレッドは、ウェイト版タロットの生みの親、アーサー・エドワード・ウェイトが1910年に、「古代ケルトのメソッド」として発表したとされていますが、詳しい起源についてはあまりわかっていません。
このスプレッドは、当時ウェイトが所属していたイギリスの秘密結社、「黄金の夜明け団」のメンバーによって使用されていたようです。
ケルト十字スプレッドは10枚ものカードを使用しており、問題に対する結果を、出たカードをとおして多角的に読む事が出来るため、現在でも多くの人に愛されているスプレッドです。
ただ、枚数が多い分、最初は難しく感じるでしょう。
もちろん練習をすればだんだんと読めるようになっていきますが、初心者に優しいスプレッドとは言えません。
ケルト十字とは
ケルト十字スプレッドの元となったケルト十字(ケルティック・クロスとも呼ばれる)とは、アイルランドでよく見られる石造りのクロスです。
4本のアームが輪で繋がれているのは、精神と物質の統合を意味していると言われています。
ケルト十字の上の部分(クロスと輪)が、ケルト十字スプレッドの左側、下の棒の部分が、右側を表しています。
既存のスプレッドを使う必要性とは?
「ワンオラクル」のように、カード1枚でもスプレッドとして成立するなら、既存の代表的なスプレッドを使う必要性はあるのでしょうか?
ケルト十字、ヘキサグラム、ホースシュー、ギリシャ十字などなど、代表的なスプレッドの形状には、私達の普段の生活には何の馴染みもないものが多くあります。
何故こんな形にする必要があるの?
単にカードを並べるだけじゃダメなの?
と疑問に思う人もいるでしょう。
何故このような形状にするのか、という事は、実はよくわかっていません。
ただ、その形状にすることで、そこから発するエネルギーが変わる(形態波動)ということや、カードを出す枚数によってもエネルギーの変化があると考えるならば、わざわざややこしい形にカードを置くことにも意味が生じてきます。
ですが、ワンオラクルでもスプレッドとして成立するという事は、スプレッドの形状について、そんなに難しく考える必要はない、と言えるでしょう。
自分で作るスプレッド
ケルト十字がよく使われているとはいえ、初心者には難しいスプレッドと言えます。
10枚の配置位置や、どの位置が何を表すカードなのか、すぐには覚えられませんし、出たカードを1枚1枚読んだところで、「結局タロットは、何が言いたいんだろう…?」となってしまいます。
そこで、スプレッドを自分で占いやすいように作ってしまえば、迷うことはありません。
例えば、恋愛や人間関係なら、とりあえず下の図のようにカードを展開します。
1・過去(過去の状況)
2・自分(現在の自分の状況)
3・相手(現在の相手の状況)
4・近未来(近い未来に何が起こるか)
5・対応策(この問題に対するアドバイス)
6・結果(この問題の結果)
これは初心者でもわかりやすいように、単にカードを横に並べただけなのですが、これでも充分に占えます。
「こういう形でカードを展開します」と最初に決めてからシャッフルして並べます。
仕事関係で占いたい場合は、3相手の状況を、職場の状況に変えて占っても良いですし、6枚にこだわらず、自分で別の項目を作って自由に展開しても良いでしょう。
出たカードを見ても、よくわからない場合
出たカードを見ても、よくわからなかった場合は、残りのカードから追加でひくこともできます。
例えば過去についてピンと来なかった場合なら、「過去について、私にわかるように、もう1枚カードをください」とタロットに伝えながらシャッフルし、もう1枚ひきます。
(それでもわからない場合は、ピンとくるまで追加してもOKです。だけど、なるべく自分で考えて、少ない枚数で読めるように練習しましょう)
既存のスプレッドにこだわる必要はない
既存のスプレッドを覚えなきゃいけない、たくさん出したカードを読みこなす練習もしなきゃならない、となると、それも挫折の原因に繋がります。
(もちろん覚えたいなら、全然それもアリ!です)
タロットはとてもフリーダムなアイテムです。
もっと気軽に楽しんで占いたいですね。
タロット占いは霊感が必要?
「タロット占いをするためには霊感が必要だ」「何か霊的な能力が必要だ」と考える人は多くいるようです。
私も最初はそう思っていましたし、自分にはそういった能力は何もない、とも思っていました。
この記事では、タロット占いをするには霊感が必要なのか?について書きました。
霊感とは?
まず最初に、「霊感」とよく聞くけれど、どういうものが霊感なのでしょうか?
霊感(れいかん、英: inspiration)は、神・仏が示す霊妙な感応のこと[1]。また、神や仏が乗り移ったようになる人間の超自然的な感覚[1]。あるいは霊的なものを感じとる心の働き[1]。 理屈(理知的な思考過程など)を経ないままに、何かが直感的に認知されるような心的状態[2]。
また、こうした本来の意味から転じて、芸術家・哲学者・科学者などが説明しがたい形で得た着想、ひらめきのことも指すようになった[3]。
「霊感」と似た言葉「霊視」とは
「霊視」という言葉は、ひと昔前は無かったと認識していますが、最近はよく聞きます。
占いに「霊視」をつけて「霊視占い」とかもよく見かけますね。
霊視(れいし)とは、霊的に見ること、つまり肉体的な感覚器は用いずに見ること、あるいは霊的な存在を見ることである。見鬼とも言う。
霊感と霊視の違い
Wikipediaを見る限りでは、「霊感」とは霊的なものを感じ取る能力、「霊視」とは霊的なものを見る能力、という事で分けられていますが、「霊感」という大きなカテゴリーの中に「霊視」があるようにとれます。
タロット占いに霊感は必要?
ところでタロット占いをするために霊感は必要なのでしょうか?
結論から言うと、霊感があろうがなかろうが、そんなのは関係ありません。
タロット占いは誰にでもできます。
というか、感じやすい人、そうでない人の差はあれど、霊感は誰にでも備わっていますし、何も幽霊が見える人だけが霊感のある人ではありません。
誰であっても、見えていなくても何かしら霊的なものを感じる事はあるでしょう。
それなのに、怖いからといって気のせいにしたり、無かった事にしている、またはすぐに忘れてしまうのです。
私達は「肉体という鎧を着た魂の存在」です。
私達の魂が霊そのものなので、霊感がないという事はありえません。
霊が見えなくてもカードは正しく出る
私がタロット占いを始めた頃、2人の友達を占いました。
その頃の私は、幽霊も見たことがないし、霊感とは特別な人だけが授かる能力だ、だから「自分には霊感がない」と思い込んでいました。
占いをした友達のうち、1人は鬱がひどく、入退院を繰り返している人、もう1人は旦那さんが会社を辞めたので、パートの仕事を増やしたけれど精神・身体共に疲れて悩んでいる人で、それぞれ1人ずつ占いました。
その時私は占いを始めてからまだ日が浅く、「全然関係のないカードが出たらどうしよう」、とか、「カードが上手く読めるんだろうか」、とか、タロットカード自体も信用しきれてなかったですし、自分の占いに対する不安な気持ちが大きくありました。
そして実際に2人を占ってみたところ、鬱の人の現状に「ソード9の正位置」、パートを増やした人の現状は、「ペンタクル2」の正位置が出たのです。
自分で占っているのに変なのですが、私はこれを見て、「あ!ちゃんとしたカードが出た!」と思いました。
カードは78枚もあって、種類も色々ある中で、例えば、鬱の人の現状に太陽の正位置が出る事だって全然ありえるはずです。
それなのに、いわゆる「鬱カード」と呼ばれているソード9が見事に出たわけです。
そして、パートを増やした人の現状にはペンタクル2。
これを見た時、2つのパートを、家事もこなしながら掛け持ちし、どうにかバランスを取ってやっている姿が脳裏に浮かびました。
他にも何枚かカードを展開していたので、アドバイスカードを見て「こうすると良いかも?」という感じで伝え、占いを終えました。
カードに答えを与えているのは誰?
友人を占った後も、自分や家族の事を占うと必ずそれらしいカードが出るのです。
私は自分で占っておいて変なのですが、それが不思議で仕方ありませんでした。
そこで、「カードに答えを与えて、私にひかせているのは誰?」という質問で、占ってみる事にしました。
78枚を裏向きに、クロスの上でよく混ぜた後、何度も切って、1枚だけ引く事にしました。
いつものように上から7枚目を1枚ひいてみると…。
出たカードは、「世界」の正位置でした。
「世界」は、1つの完成を表すカードです。
大アルカナ22枚は人生の旅を表しており、愚者から始まった旅を完成させた結果、世界になります。
「世界」に描かれた女性は裸で軽やかに踊っていますが、地に足が着いていません。
これは、人間を完成させて卒業した存在=アセンションした存在と、とる事ができます。
私はそれを見て、「これは偶然ではない!」と、その時は少しゾッとしました。
だってカードは78枚もあって、色々な種類があって。
例えば、「ソード7」が出たっておかしくないわけですし、最悪の場合「悪魔」が出る可能性だってあります。(悪魔が出ていたらタロットやめていたかも)
そういうわけで、私はタロットを信用し、その後も活用する事になりました。
不思議なのですが、見えない世界を信じるようになると、霊的な感覚も少しずつ開いてくるように感じます。
この記事のまとめ・結論
「私は霊感がない」と思い込んでいても、カードはちゃんと正しく出ますので、タロット占いに霊感は関係なく、誰でも占えます。
私達は肉体を持っているだけで、皆、霊的な存在なので、それぞれ感じ方に違いはあるけれど、霊感がない人は存在しません。
「私は霊感がない」と自分で思い込み、霊的なものを感じないようにしているだけなのです。
タロット占いの有効期限とは?
タロット占いに有効期限はあるのでしょうか?
占いをした後、この占いの期限はいつまでなのでしょうか?
また占いたいけど、いつになれば占えるのか?
この記事では、タロット占いの有効期限はいつまで?について書いています。
一般的によく言われている有効期限
一般的には約3か月、と言われている事が多いです。
何故、3か月なのでしょうか?
これは本やネット上でいろいろ調べてはいますが、「〇〇なので3か月です」と明確に書かれたものは今のところ見当たりませんし、人によって考え方も違うようです。
考えられる理由のひとつとして、例えば占いの結果が気にいらず、毎日のように同じ内容で占う人がいるとしたら、その人は占いを信用していないという事になりますし、占いをする意味もなくなってしまいます。
または、3か月あればその間に、質問者にとって現実的に大きな変化が起こる可能性もありえます。
例えば転職をしたり、新しい趣味を始めたりなど、今までとは違う環境や状況に変化したり、恋人がいるけど別の人が気になるようになった…など、気持ちの上で大きな変化が起こる場合です。
そういう意味で、約3か月という事にしているのだと考えられます。
実際の期限とは?
実際には期限なんて、あってないようなものと言えます。
質問者の状況が変わるまでが期限と言いましょうか。
ですが、いつ状況が変わるかなんて、未来の事は誰にもわからないですよね。
例えば今日、「好きな人の恋人になれる?」という内容で占ったとしても、もしかしたら明日には質問者の気持ちが急に変わるのかもしれません。
明日にはもっと素敵な出会いがあるかもしれませんし、好きな人の嫌なところに気付いてしまうかもしれない。その可能性はゼロではありません。
そうなれば、占いで出た結果は、あまり意味がなくなってしまいます。
つまり期限とは、質問者の状況が変わるまで、という事になります。
タロット占いの結果とは、どういうものなのかというと、占った時点での、現状から見た場合、可能性の高いものを結果として出してきます。
私達は日々、いろいろな行動をしたり、いろいろな事を考えたり、変化し続けていますので、未来の事なんて占った時点では、正確にはわからないのです。
↓タロット占いの結果はどういうものか?については、下の記事にも書いています。
yasaiburogu0117.hatenablog.com
この記事のまとめ・結論
タロット占いの有効期限は、一般的には約3か月と言われていますが、実際の期限とは3か月に限らず、質問者の状況が変わるまで、という事になります。
かなりあいまいな感じですので、わかりにくい場合は3か月と決めておいても良いでしょうし、別の視点から占ってみても良いでしょう。
大事な事は、「占いに頼りすぎない、振り回されない」という事です。
占いの結果はあくまで目安、可能性にすぎません。
占いは日々を楽しく過ごすために活用しましょう^^
タロット占いは当たるのか?
タロット占いは本当に当たるのでしょうか?
占いを全く信じない人にとっては、当たったとしても「たまたま当たっただけ」、信じる人にとっては「とても当たる!」という認識になるでしょう。
では、実際のところはどうなのか?
この記事では、タロット占いは本当に当たるのか?という事について書きました。
タロット占いは当たる?当たらない?
タロット占いは当たるのか?当たらないのか?
ぶっちゃけ、「どちらでもない」です。
何故、どちらでもないのか?
ただ、タロットは今現在の人の気持ちや、状況を当てるのは得意です。
この事については、よく当たると言えます。
だけど未来の事は、タロットにも正確にはわからないのです。
ではタロット占いをした時に出る、未来への結果は何か?というと、現在の状況から見て、最も可能性が高いものを結果として出してきています。
未来はどんどん変化していく
質問者が占いをした後、どんな行動をするのか、質問者の周囲がどう動いていくのか、何かしらの動きがある度に、未来はどんどん変化していきます。
いわゆる「パラレルワールド」の移動というものです。
パラレルワールド(Parallel universe, Parallel world)とは、ある世界(時空)から分岐し、それに並行して存在する別の世界(時空)を指す。並行世界、並行宇宙、並行時空とも言われている。
私達は常に何かの分岐点にさしかかり、そのたびに細かい選択をしています。
今日は何を食べるのか?誰と会うのか?何をするのか?どのタイミングで?
その度に細かい分岐を繰り返し、未来はどんどん変化していくのです。
ですので、「未来は確実にこうなる!」という事は、占いをしている時点ではタロットにもわからないのです。
ただ、現在から見た場合の、可能性が高いものを結果として出してきますので、未来はそれに近い状況になる、という事はありえます。
タロットは予言ではない
そもそもタロット占いは予言をするためのものではありません。
心の中に迷いがある時、出たカードをとおして自分自身と会話し、進む方向を決めるための、きっかけにすぎません。
最終的にどう進むのかを決めるのは、カードや占い師ではなく、自分自身です。
そのためにも自分を肯定し、自分の心の声を素直に受け取り、自信を持って前に進めるようになりたいですね。